以前の記事にも有るように、ターボの破損により、7万㎞今日を走破し愛着もあったスズキのKeiという名の軽四君の廃車を決めたのですが、その後継選びが難航しました(^^;)
用途とセレクトポイントは
・買い物など短距離中心
・次期車も乗り潰し
・2人乗車がメイン
・積載量はさほど必要なし
・経費買いはしないので安価でありC/P(コストパフォーマンス)が高いこと
・コンパクトで取り回しが良く比較的燃費が良いこと
etc.
やはり経済性を重視すると、最近の出来の良くなった軽四にしたい気持ちもありましたが。。
例えばデザインも秀逸で、メカニズムも凝っていて満足のこれとか。
性能と居住性はイチバン、唯一ダメダメだったスタイルも、まあね~レベルまで改善したこれとか。
取り回しなど扱いやすさは抜群だから、これでいいんでないの~
しかし、価格がネック!
確かに維持費は優遇税制で抜群に低いです。
だけども、十分な加速力を持つターボ車になると新車価格は結構します。でもって、車無くしては生活が成り立たない程田舎な徳島では、圧倒的に軽の人気が高く、中古の値頃感も全くありません。
所詮、軽の耐久性を見せつけられた後では、仕事で高速道の使用もあるかと考えると、ここは普通車(小型車)で選定することにしました。
で、どうせ買うならと(^^;)
こんなのや
こういうの
更にはこういうの
とか見たり乗ったりして、なかなか良いなぁなんて思ったりしました。
miniはカッコイイし、カングーはKSR110が乗せられそうに広いのにカワイイし、207はオシャレ。
でもどれも乗り出しにすると車検や登録費用がかかって、とても足車にする値段にはなりません。miniは新型が出てさえ初年度車でもこの値段。。逆に新車で買って下取り前提で走行距離走らずに乗るには、かなりお買い得な車なんでしょうね。
残念ながら用途が違うので、渋々断念。
あとは
などなど。
んんーーー
と行き詰まっていると。
目に付いた昔買った1冊の本。
太田哲也氏の「世界でいちばん乗りたい車」。
ぱらぱらっと見ていると、ピンと来るヒントが!
そうか、乗りつぶしとなると、出来が良くって不人気な車にすれば良いんだ。
となると。。
これだ!
フォード フィエスタ。
知らない人も多いんじゃないでしょうか。
欧州ではベストセラー、実はドイツ車のフィエスタは、フォードグループであるマツダのデミオのプラットフォームを使用し(同グループのボルボV40も使用)、独自のボディ、インテリア、1.6Lのデュラティック4気筒エンジンを搭載し、6CDチェンジャーも装備。
走りの良さはSTバージョンもあるくらいで定評がある所で間違いないハズ。
でも「フォード」といえば大型SUVのイメージ、余り宣伝されず、新車もデミオの50万円高の乗りだし200万円弱。ディーラーでも見かけない程で、とても人気車とは言えません。
田舎では強気の値付けでも、都会では在庫を捌けたいのか、とってもお買い得。
走行2万㎞弱、CDチェンジャー付グレードで79万円、新車の1/3程度まで値落ちしていました。
分かり易いブランド会社であるVWのPOLOと同コンディション車で比較すれば、ざっと50万円は高いはず。ここら辺にこだわらなければ、とっても買い得。
仕事のついでに、東大阪まで行って、話を詰めて買い上げとなりました(^^)/
エクステリアはなかなか明るい綺麗な色で良い感じです。
インテリアは取り立てて豪華でもなく凝った意匠では有りませんが、最近のヨーロッパフォードらしく、シンプルですっきりしていて好みですね。
このサイドシルの厚み!フォード陣のコダワリを感じます。
リアドアの開閉は見ての通り、今どき手動です(笑)
Keiに較べると、やはりWide and Row。でも十分使いやすい大きさです。
乗ってみて、娘の評判はイマイチ(^^;)
独特の車内の香り、ダイアル式で一気に倒れないシート、低速での乗り心地の堅さが付表でした。。
嫁の感想では運転しやすいとのこと。
私も乗ってみました。
確かに、60km/hぐらいまでは、エンジンも騒々しいし、堅めのサスで乗り心地も国産車の方がキット良いでしょうね。低速のパワステも少し癖があります。
しかし、うねった道をとばすと、思いのほか楽しい!
タイヤ自体がたいしたことがない絶対グリップ力なんですけど、そんなのお構いなくクイックにガンガン曲がっていきます。高回転まで回すと結構加速も良く、低いボンネットなど視界の良さも相まって、非常に運転がし易いです。
「やっぱり四国で振り回すならこの大きさまでだなぁ!」とつくづく感じました。
なかなか良い買い物をしたと思います。長くのっれやれそうですよ。