r11のやまなみハイウエイは、下りの最後で渋滞していました。
湯布院の人気ぶりで、恐らくいつも混む上に、大分道が通行止めが追い打ちをかけているようです。
あ~、とげんなりして、脇道にはいると、湯布院の中心街に繋がっていました。
湯布院はバイクツーリングで行くと、人気の阿蘇周辺に向かう際にスルーしてしまうので、今回良さそうな宿が下見出来れば、なんて甘く考えていたのですが。。
駐車場に車を駐め、ちょっと歩いてみると。
溢れんばかりの観光客と、レジャーランド化した湯布院の姿が。
昔はもっと温泉情緒があったような気がするんだけどなぁ~と思いながら、少々歩いてみて引き返すことに。
もっとも、九州を含む関西以西エリアで最も人気のある温泉エリアであるでしょうから、観光客が多いのも当然ですし、その集客を狙ったトレンディーなお土産&小じゃれたお食事処が出来るのは当然ですし、別に否定するものではありません。
ただ、売っているものは商品名に「湯布院」と書いてあるのに、佐伯産のお酒とか県外製のお菓子とか。。
「別にここでなくてもいいじゃん」的な商品がずらっと並んでいて「何だかね」という気持ちも。
まあ、そういうひねくれ者な私のようなものでも、中心街をちょっと離れれば、良い感じにしっとりとした宿も多い訳で。
ただ、昨今の「隠れ家的離れ&別荘風お子様厳禁」的なちょっと団塊世代狙いのリッチな宿が増えちゃいまして、知名度もあって、店の雰囲気と共にお値段と格式が上がっちゃっています。
ネットで検索しても1万円台でバイクでふらっと来て一人洒落た料理と温泉を楽しめる宿はかなり減っている印象。
宿泊者を「一人」「2万円」未満に縛ったとたん、ザックリ検索件数が減ってしまいます。
あまのじゃくな私としては、「意外と良かった」的な穴場な宿は、ここではあまり期待出来ないかな、と思いました。
ただ、このエリアの潜在力の高さはこの後知ることになるのですが。。